新編豊川市史第九巻には、市内各所の役行者像が収載されていますが、この行者さまは収載されていないもののひとつです。
 観音寺は平尾小学校の隣りに建つ曹洞宗の寺院ですが、裏手に四国八十八箇所ミニ霊場があります。
 ミニ霊場は全国各地にありまして、山全体がというものから、所要時間5分というものまで様々です。こちらは後者にあたります。
 四国に行かなくても、お手軽にミニ遍路でご利益が…という発想でしょうか。
 その中で、役行者もまつられているという例は多くないようです。

 ちなみに、余談の余談ですが台湾にも台北新四国八十八箇所霊場があるのを最近知りました。
 日本の統治下にあった時代に作られたらしいのですが、面白いですね。


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