こちらの忠魂碑は萩小学校の西に建っています。
 話は逸れますが、この忠魂碑の前に建つ門柱は、実は全国に数箇所しか残存していない「凱旋門」なのだそうです。
 「学芸員と歩く 愛知・名古屋の戦争遺跡」に拠れば、『花崗岩製で高さ三六〇センチメートルあり、正面に刻まれた文字にはセメン卜が充填されて判読困難な状態ですが、右側の門柱には「祝凱旋」、左側の門柱には「陸海軍」と刻まれているようです。
 右側門柱の背面には「明治三十九年第ー月 萩村 岡崎裏町石工杉浦正一郎」、左側門柱の背面には從軍者の名前が刻まれています。』とのことです。
 行者さまは、忠魂碑後方の堂宇脇におられます。
 台座には刻字がありますが、「講中」以外は判読できません。


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