半田市の白山神社は、神前神社、住吉神社などともに大きな神社のひとつです。
 創建は由緒記に拠れば、孝徳天皇の代とありますから、飛鳥時代の大化・白雉の頃となります。
 未確認の愛宕神社を除けば、神社境内で行者さまを見られるのは、半田市ではこの白山神社だけです。
 今は山頂付近まで宅地化が進んでいますが、標高およそ40mの位置にあって昔は雁宿公園や任坊山のような里山だったと想像されます。
 本殿の向かって右手が境内末社の杜です。
 松尾社、山神社、金刀比羅宮、神明社、熱田社とともに立派な堂宇にまつられています。
 施錠の上にガラス貼りですが、前後鬼を従えた行者さまや棟札などが確認できます。
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