稲沢市内には、行者さまをまつる安楽寺が２院あります。
こちら船橋の安楽寺は、臨済宗妙心寺派の寺院で本尊は十一面観世音菩薩。
尾張国の国分寺の四方に建てられた四楽寺の一つとして創建されたと伝えられ、本地図にもその名が見えます。
寺有の十一面観世音菩薩立像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像は国の重要文化財、兜跋毘沙門は天平安時代中期の作で、県の指定文化財になっています。
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