清宝寺の創建は文明年間といわれ、東三新四国八十八ヶ所霊場第28番、新西国観音豊橋三十三霊場第2番の札所となっています。
 真言宗醍醐派の寺院ですので、役行者像がまつられているのが大方の例ではあります。
 ご尊住に本堂をご案内いただきまして、大峯講についても興味深いお話を伺えました。
 行者さまは祭壇右端にまつられています。かなりの大きさの木像で、右手に錫杖、左手に経巻という典型的な造形です。
 像は昭和20年6月の豊橋大空襲で消失し、それ以降に造立されたとのことでした。
 残念ながら、撮影はご遠慮くださいとのことで、斯く相成りました。


戻る