水音寺は真言宗醍醐派の寺院で、創建は延慶年間の中條秀長の守護本尊に遡ると言われています。
 水害にて、永正3年に曲尺手旧東町地内に移転、後に安永8年挙母城主の七州台への移転に伴って、現在地に移転となったそうです。
 本尊は聖観世音菩薩。樹木観音あるいは三手橋観音と称され、三河西国霊場第32番、三河旧四国霊場第66番の札所となっています。
 行者堂は立派な御堂で、像は彩色されています。


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